Q&A

コンソーシアムってどんな意味ですか?

ひとことで言うと力を合わせ一所になって物事を進める「共同体」という意味です。
それぞれの大学が自分たちの得意分野を持ち寄って、魅力ある大学や地域づくりを目指そうという取り組みです。

今なぜ大学コンソーシアムが必要なのですか?

人々の考えや行動がどんどん変化していくように、教育・研究という立場にあるの大学が共に結びつきを強め、大きな一つの総合大学と仮想して時代の変化の一歩先を進もうという試みです。
少子高齢化など大学を取り巻く環境が著しく変化していきますが、それに伴い、大学(高等教育機関)の役割も見直す必要があります。本コンソーシアムは少子化で受験者数が減少する中で魅力ある大学にするとか、知的資源を有効活用して地域に貢献するとか、個々でやるよりは共同して総合的に行う方が効果があルような取り組みを行っていきます。また、このことを通じて地域の知的基盤の充実にもつなげていきたいと考えています。

私たち大学生や高校生にとってどんなメリットがありますか?

大学生には、例えば自分の専攻以外に学びたいことをコンソーシアムに参加する他大学の講座で学べるようになります。単位の取得にもなります。高校生にとっては高校生向け講座の開設などがあります。

一般市民にも関係があるのですか?

様々な事業体で開催されてきた生涯学習講座も地方公共団体との連携で系統立てされ、中身も充実されます。一方、社会人を対象としたリカレント講座を通じて、大学の先生からいろいろ講義を聞くことができます。

地域まちづくりにはどんなことを考えておりますか?

とちぎの歴史や文化、自然などをとらえた「とちぎ学」を設け、市町村のまちづくりの企画などのお手伝いを行います。場合により、複数の大学の教職員と学生が関係市町村と一体となって支援していきます。